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羽根玻璃

羽根玻璃

憎いよ。

この世の人間さえいなければ、動物達は普通に暮らせたのに。
人間がこの地球のゴミが、生まれたから、大陸が壊れ、海が穢れた。
薄汚い人間どものせいで、こいつらさえいなければ、・・・
いつだって、僕らはこんなに怯えなくても暮らせたのに。
すごく憎い。
人間が。
自分達が生きるのが当たり前だと思っているこの人間共が。
自分達が生きるためにはなにが大切かわかっていない。
この増え続けている恐ろしいほどの汚染物が・・・・
この世を汚して、そして今度は宇宙へ行くそして、また、地球に戻ってくるいつまでたっても終わらない。
人間の支配。
自分がここに生きていたいから、いくら自分の子族が増えても、逆に言えばこの地球には平和をもたらすとでも思い込んでいる無様なただのゴミ共が何をののしる。
僕らはいつだって苦しい生き方をしてきていた。
なのに、あいつらが現れたおかげで僕達の存在意義が失われつつあるのである。
いつ、僕達が悪いことをした・・・?
逆にお前らが僕らを悪いと決め付けて殺しているのではないか?
違うか?
この愚かなもの共よ・・・・
憎んでも憎みきれない。
この憎んでも消えない、痛みと目の前で、悪いことをしていないのに。
殺された僕達の仲間は今もさまよっているよ。
言えることのない、癒えることのない、この苦しみとこの痛さと、この憎しみ、この傷、お前らと違って医療なんか無い。
傷が出来れば僕らは息絶えていく。
そして、それを狙って他のものが僕達を食いに来る。
でも、それは、自然のこと、でも、君達なんかに助けられるくらいなら
他のものの食べ物になって生き続けたい。
そう、そして、僕らは君達を一生、死してなお、憎み続け癒えない悲しみに打砕かれそうな身を守り続けていく・・・・・


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